岐阜市・大垣市で葬儀のお手伝いをしていて、いつも実感することがあります。
この地域の葬儀のしきたりは、「岐阜県だからこう」ではなく、「そのお寺様ごとにこう」なのです。
インターネットで「葬儀 作法」と調べると、全国共通の一般論が出てきます。それは間違いではありません。ただ、実際の式場で通用するのは、そのお寺様の考え方です。
この地域は浄土真宗が多い
岐阜市・大垣市では、浄土真宗のご家庭に多くお会いします。とくに大谷派(お東)のご家庭がよくいらっしゃいます。本願寺派(お西)のご家庭ももちろんいらっしゃいます。
浄土真宗は、他の宗派と比べると細かな決まりごとが少ない宗派です。一般的には、たとえば次のような特徴があります。
- 清めの塩を使いません
- 「ご冥福をお祈りします」という言い方をしません(すでに浄土に往生されているという考え方のため)
- 焼香のとき、お香を額に押しいただきません
このあたりは、知らずに行うと戸惑われることがあります。
それでも、お寺様ごとに違います
同じ大谷派でも、お寺様によって作法や進め方に差があります。同じ市内の隣のお寺様でも、違うことがあります。
これは、どちらが正しいという話ではありません。それぞれのお寺様が受け継いでこられた形です。
ですから私たちは、施行のたびにそのお寺様の進め方を確認しています。長年この地域でお手伝いをしてきて、どのお寺様がどういう進め方をされるのかは、体で覚えてきたところがあります。
ご遺族に喜ばれるのは、意味をお伝えしたとき
私たちが「やっていてよかった」と感じるのは、作法の手順よりも、その作法の由来や意味をお伝えしたときです。
「なぜこうするのか」がわかると、ご遺族の表情が変わります。「さすがプロですね」と言っていただけることもあります。
ただ手順どおりに進めるのではなく、意味をご理解いただいたうえでお送りいただく。それが、いちばん納得のいくお見送りになると考えています。
菩提寺がない、わからないという方へ
「うちはどのお寺か、はっきりしない」というご相談も増えています。
この場合も、慌てる必要はありません。ご実家の宗派をたどる方法もありますし、この地域のお寺様をご紹介することもできます。まずはご相談ください。
迷ったら、担当者にお聞きください
この地域の葬儀でわからないことがあれば、その場で担当者にお聞きいただくのが、いちばん早くて確実です。
インターネットの一般論よりも、そのお寺様の実際の進め方のほうが大切だからです。そして私たちは、それを知っています。
岐阜市・大垣市で葬儀をお考えの方、事前にご相談されたい方は、お気軽にお問い合わせください。
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